「 敬 老 会 」

 七月十四日(日)午前十一時より敬老会が行われました。

梅雨も明け毎日うだるような暑さです。お年寄りの熱中症による

お気の毒な被害が毎日、報じられる中での敬老会でしたが、

当日は昨夜の雨のお陰で少し凌ぎやすく空気も爽やかに感じる程になりました。

支院では毎年、敬老会は六月に行われていましたが今年は都合により

七月となりました。対象者の方は大勢いらっしゃいますが、自力で出て来られない

方や、色々な都合で出席出来ない方もあり例年より少人数での敬老会となりました。

 開式十一時前には、宝前に皆さんが元気なお姿でお揃いになりました。

お茶を頂かれた後、関哉法尼導師の許、お勤めが始まりました。

お勤めの後、関哉法尼より山首上人様の祝電披露とお祝いの言葉を頂きました。

「来年もまた敬老会に出席出来るよう元気で長生きして下さい。」

とお言葉を頂きました。続いて喜寿の方が敬老会を代表して関哉法尼から花束の

贈呈を受けられました。次は関哉法尼を囲んで記念写真です。

「はいチーズ」、皆さんの顔には微笑ましい元気の「気」が一杯でした。

 その後、研修棟の祝宴会場へ移動です。前日から奉仕者の方々により

すばらしい祝宴会場が準備されています。各テーブルには花瓶に手作りの花が置かれ、

食事が並び、皆さんのお越しを待つばかりとなっています。

祝宴が始まりました。運営委員長よりお祝いの挨拶があり、エベレスト登頂に

八〇才の最年長で成功された三浦雄一郎さんを紹介され「夢と目標をもって

いつまでもお元気でお過ごし下さい。」とお話しされました。

いよいよ乾杯です。やっと皆さんの顔もゆるみリラックス気分で会話も弾み、

ご会食ご歓談を楽しまれました。さあ「みんなが参加してつくるお楽しみ会」の

始まりです。カラオケで自慢の喉で懐かしい歌を披露されたり、

母子会の子供さん達によるお祝いのメッセージや歌と踊り、なぞなぞな

可愛くて皆さんを癒してくれました。中には、プロ並みの手品にギター名演奏など、

アンコールが起こるほどでした。また法友会からは教育まんが「竜王の珠」

電子紙芝居にして見て頂きました。役柄になりきって演じる声優さん達に拍手

わきました。青年会からは「箱の中身は何でしょう」をやって頂き大いに

盛り上がりました。今回とっておきの歌と劇のコラボレーション、「歌と寸劇」は

名役者による演技に驚きと笑いがあり、会場はいつまでも歓声が飛び交う中、

立ち居振る舞いの役者さんに拍手拍手の連続でした。

プログラムも最後の高槻音頭を残すのみとなり子供達も全員参加で輪になって踊りました。

いよいよお開きの時間
です。閉会の辞の後、関哉法尼より皆さんに記念品が贈られました。

参加された皆さんは、笑顔で「楽しかった。ありがとうございました。」と

お礼の言葉を残して支院を後にされました。

 敬老会行事が何事もなく無事に終了に出きたことは、山首上人さま、先師先哲

ご守護の賜と感謝させて頂きました。皆さんが来年もまたお元気でご出席して

頂ける事をお祈り致します。今日一日、皆さんに喜び楽しんで頂けた事は本当に

良かったと思います。また暑い時にも関わらずご奉仕を頂いた方々は本当に

お疲れさまでした。有り難うございました。奉仕者の皆さんは参加された方々の

笑顔と感謝の言葉で疲れも忘れて元気を頂いた様です。

また明日から親切と感謝の気持ちを忘れずに一日一日を精進して参ります。 

                               ( 通 信 員 )